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Cake Wallet の初期設定方法

公式の入手先から Cake Wallet をインストールし、4桁または6桁の PIN を設定して「Create New Wallet」をタップ。コインを選び、資金を受け取る前にリカバリーフレーズを紙に書き留めます。PIN はこのスマホ上のアプリをロックするだけで、別の端末でウォレットを復元できるのはリカバリーフレーズだけです。

クイック手順

  1. 本物のアプリをインストールする. 自分で入力した cakewallet.com を起点に、App Store、Google Play、Accrescent、Cake 独自の F-Droid リポジトリ、または公式 GitHub リリースから Cake Wallet を入手します。リンクと APK のハッシュは Frosting Guide のダウンロードチェッカーで確認しましょう。
  2. PIN を設定する. アプリを開いて Set a PIN をタップします。初期値は4桁で、確定前に6桁の PIN へ切り替えられます。続行すると Cake の利用規約に同意したことになります。
  3. 新しいウォレットを作成する. Create New Wallet をタップし、コイン(例:Monero や Bitcoin)を選んで、自分だけが見るウォレット名を付けます。
  4. 求められたら seed タイプを選ぶ. Monero のデフォルトは16単語の Polyseed です。12単語の BIP39 フレーズを選ぶのは、ウォレットグループで複数のコインを1つのフレーズにまとめたい場合だけにしましょう。
  5. リカバリーフレーズを書き留める. 確認項目にチェックを入れ、単語を表示して順番どおりに紙へ書き写します。スクリーンショットを撮ったり、メモアプリに貼り付けたりしないでください。
  6. フレーズを確認する. アプリが指示する順番で、求められた単語をタップします。これで書き写した内容が正しいことを確認できます。
  7. 少額でテスト送金する. Receive をタップしてアドレスをコピーまたはスキャンし、まず少額を送金して、ウォレットに表示されるのを待ってから大きな金額を移しましょう。

Cake Wallet は無料・オープンソースのセルフカストディ型ウォレットです。鍵は自分の端末に保存され、Cake Labs を含め誰もあなたの代わりに復旧することはできません。設定にかかる時間は約5分。上の手順リストは簡易版で、このページではそれぞれの選択肢と、初日に見直しておきたい設定を説明します。(Cake Wallet は PancakeSwap の CAKE トークンや Cake DeFi とは無関係です。)

始める前に

  • 公式のダウンロードを使う。偽のウォレットアプリやそっくりなサイトは、資金を失う原因として最も多いものです。アドレスバーに cakewallet.com と自分で入力するか、ブックマークから開き、リンクはダウンロードチェッカーで確認してください。プラットフォームごとの詳細はCake Wallet のダウンロード方法にあります。
  • 端末を選ぶ。Cake Wallet は Android(8.0 以降)、iPhone・iPad(iOS 15 以降)、Mac、Linux で動作します。デスクトップアプリの再設計中のため Windows 版の新リリースは停止されており、Cake はモバイルアプリを推奨しています(Cake Wallet docs、2026年)。
  • 紙とペンを用意する。12〜25個の単語を書き留めます。カメラのない、人目につかない場所で行いましょう。

PIN:できること・できないこと

最初の画面で Set a PIN(PIN の設定)を求められます。初期値は4桁ですが、ドキュメントには「Switch to 6-digit PIN」(6桁の PIN に切り替え)オプションが記載されており、6桁の PIN のほうがおすすめです。忘れた PIN は復旧できませんが、致命的ではありません。アプリを再インストールし、リカバリーフレーズから復元できます。

PIN が保護するのはこの端末上のアプリだけで、バックアップではありません。スマホを紛失・故障・初期化した場合、ウォレットを取り戻せるのはリカバリーフレーズ(または鍵)だけです(Cake Wallet docs、2026年)。

ウォレットの作成

PIN の後、Create New Wallet(新規作成)か Restore Wallet(復元)を選びます。他のウォレットの seed をすでに持っている場合は、ウォレットの復元方法に従ってください。

ウォレット作成時にはコインを1つ選びます。コインごとにアプリ内で独立したウォレットになり、Wallets タブからいつでも追加できます。入力する名前は端末上のラベルにすぎません。

どの seed タイプを選ぶか

コインデフォルトその他の選択肢
MoneroPolyseed、16単語(作成日を内部に保存)従来型 25単語、BIP39 12単語
BitcoinBIP39、12単語BIP39 24単語、詳細設定内の Electrum 形式 seed
Litecoin、Ethereum、その他ほとんどのコインBIP39コインにより異なる

ほとんどの人にはデフォルトが最適です。Monero で BIP39 seed を選ぶのは、1つの12単語フレーズでコインごとに1つのウォレットをバックアップできるウォレットグループに Monero を入れたい場合だけにしましょう。Polyseed と25単語の Monero ウォレットはグループに参加できません(Cake Wallet docs、2026年)。詳細設定には任意のパスフレーズもあります。これはまったく別のウォレットを作るもので、忘れると資金は失われます。必要な理由がわからない限りスキップしてください。

各タイプと、ほかに書き留めておくべき情報はseed フレーズのバックアップガイドで説明しています。

リカバリーフレーズの保存と確認

バージョン 6.4.5(2026年9月)以降、アプリは単語を表示する前に3つの項目へのチェックを求めます。フレーズはウォレットを復元する唯一の手段であること、オフラインで保管すること、決して誰とも共有しないこと、の3点です。その後に単語が表示され、いくつかの単語について確認テストが行われます。

「Skip this step」(この手順をスキップ)という選択肢もありますが、使わないでください。スキップした場合は、ウォレット設定の Recovery & Keys からできるだけ早くバックアップし、それまでは何も入金しないでください。

  • 単語は番号を振って順番どおりに手書きします。画面と照らし合わせてスペルを確認しましょう。
  • 紙は火・水・他人から守れる場所に保管します。別の場所に2部目を置けば紛失対策になります。
  • デジタルで保管したい場合、Cake のドキュメントはエンドツーエンド暗号化されたパスワードマネージャーを勧めています。スクリーンショット、普通のメモアプリ、暗号化されていないクラウドフォルダは避けてください。
  • Cake Wallet がリカバリーフレーズを尋ねることはなく、こちらから先にメッセージを送ることもありません。そうしてくる相手は詐欺師です。

最初に確認したい設定

どれも必須ではありませんが、ここで数分かければ後のトラブルを防げます。設定名はバージョンによって場所が変わることがあるので、アプリの設定メニューで探してください。

  • 生体認証と PIN のタイムアウト。セキュリティ設定で指紋認証や顔認証を許可し、アプリのロック解除状態を保つ時間(初期値は10分)を選べます。リカバリーフレーズの表示には常に PIN が必要です。
  • Cake 2FA。重要な操作の前に認証アプリの追加コードを求める任意の機能です。8桁の SHA-512 コードに対応したアプリが必要で、人気の認証アプリの中には非対応のものもあります。2FA アプリやシークレットを失うとウォレットにアクセスできなくなり、seed から復元するしかないとアプリが警告しているので、シークレットは慎重に保存してください。
  • バックアップファイル。すべてのウォレットと設定を含む暗号化ファイルです。便利な補助手段であり、リカバリーフレーズの代わりにはなりません。
  • プライバシー。内蔵 Tor、価格取得やスワップ照会の Tor 専用モード、自分の node の利用についてはプライバシーと Tor の設定で解説しています。

最初のコインを受け取る

ホーム画面で Receive(受取)をタップすると QR コードとアドレスが表示されます。Cake Wallet はデフォルトで、使用するたびに新しいアドレスを作成し、古いアドレスも引き続き使えます。Monero の subaddress は 8 で、メインアドレスは 4 で始まります。Bitcoin アドレスはデフォルトで bc1q で始まります。

受け取る前に、ウォレットの同期を完了させてください。完了するとホーム画面上部の同期表示が空になるか「SYNCHRONIZED」(同期済み)と表示されます。Monero ウォレットは同期しないと残高が正しく表示されません。「Connecting」や「Attempting Sync」のまま進まない場合は、Cake Wallet が同期しないときを参照してください。

まずは少額を送ってもらいましょう。送金者が正しいネットワークを使っているか確認してください。Bitcoin アドレスでは Litecoin を受け取れず、USDT などのトークンは複数のチェーン上に存在します。アドレスチェッカーを使えば、Monero・Bitcoin・Litecoin アドレスの形式をブラウザ上で確認できます。

知っておきたいこと

Cake Wallet は送金・受取に手数料を課しません。支払うのはネットワーク手数料で、アプリ内のスワップや購入のプロバイダーは提示レートにコストを含めています(Cake Wallet docs、2026年)。Cake Wallet の手数料をご覧ください。セルフカストディの代償は自己責任です。パスワードのリセットも、チャージバックもなく、誤送金を取り消せる人もいません。

よくある質問

Cake Wallet の利用にアカウントやメールアドレスは必要?

いいえ。ウォレットの作成にアカウント、メールアドレス、身分証は不要です。アプリ内のサードパーティのスワップ・購入・売却プロバイダーが本人確認を求めることはあり、Cake Pay ではメールアドレスが必要です。

PIN は後から変更できますか?

はい。セキュリティ設定に PIN の変更オプションがあり、まず現在の PIN の入力を求められます。

PIN を忘れました。どうすれば?

PIN は復旧できません。アプリを削除して再インストールし、各ウォレットをリカバリーフレーズから復元してください。フレーズがなければ資金は取り戻せません。

Monero では Polyseed と25単語 seed のどちらを選ぶべき?

Polyseed はデフォルトで、ウォレットの作成日を保存するため復元が速くなります。25単語の従来型 seed を選ぶのは、併用予定の別の Monero ウォレットが Polyseed を読み込めない場合だけにしましょう。

1つのリカバリーフレーズで全コインを管理できますか?

はい、ウォレットグループを使えば可能です。各ウォレットを BIP39 seed で作成し、同じグループに追加します。デフォルトの Monero Polyseed と25単語 seed はグループに参加できません。

seed をパスワードマネージャーに保存しても安全?

Cake のドキュメントは、エンドツーエンド暗号化されたパスワードマネージャーを認めています。それでも最も一般的なのは、オフラインで安全に保管した紙です。スクリーンショット、普通のメモ、メールには絶対に保存しないでください。